2014年3月31日月曜日

かんばん。。

すこし遡りまして、開店以前のお話です。



店の前に出すかんばんがいるよね〜、ということで、工務店さんに板をわけていただいて、自作することに。




デザイナーさんに書いていただいた完成予想図は、幅45センチ、高さ90センチ、二枚重ねて上を蝶番で留めて自立するものでした。




作戦としては、
1、板を白ペンキで塗る
2、外注したカッティングシートでマスキング
3、茶色と黒のペンキで塗る
4、蝶番で留めて出来上がり!
という、まあ、普通です(・з・) 
しかしわたしは初体験!
なんだか面白そうです!





ペンキ塗るのは日曜大工マスターにご指導いただきました(◍′◡‵◍)
では張り切っていってみよー!





板。







汚れないように養生して、





マッハで塗ります。
トヤッ!!



というのはウソでして、





心を、いや、フォースを込めてぬりぬりします。







ペンキやさん、楽しいな〜(*´∀`)






と喜んでいたら、これ、このとおり。
ブラックジャック先生!






出来ました!
初心者にしてはいいんでないの〜、とここまでウハウハしていましたが、とんだ落とし穴が。。。




続きます!えー( ´△`)

2014年3月30日日曜日

開店

3/28、きわ調整店は開店いたしました。関わって下さったみなさま、応援してくださったみなさまのおかげさまと存じます。




当日はとてもあたたかくピカピカに晴れて、恵まれたよい日でした。




今の心境としては、開店させるのが目的なのではなく、いよいよスタートラインなのだな、と気持ちを新たにしております。



また、開店に際しましてお花などあたたかいお気遣いをたまわり、ほんとうにありがとうございます。








お客様が大切にされていることを、一緒に大切にできる職人になりたいと思っております。




今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!





2014年3月26日水曜日

棚ー!

店の正面に置く棚、既成のものを買おうか、買うとしたらなにを買おうか、いろいろ悩んだんですが、中途半端にお金を使って中途半端なものを買うより、ちゃんとぴったりの寸法で作って貰おう!となりました。



そして昨日、ついに搬入されました。





おおおぉぉ〜!!
素晴らしい〜〜!




イメージどおりです!







ガラス越しから。
トルソーも居る!
うーむ、形になってきた!



2014年3月25日火曜日

店舗!

店の内装が急ピッチで進み、今日で完全に引き渡しになります。
始まると早い!無かったものがみるみる出現する様は魔法のようでした。



がらーん。。。な状態から、



こうなって、



こうなって、



こう!



まだこれも途中の写真なんですけど、(完成後の写真撮ってなかった…)うーむ、いい感じではないですか。




箱が出来たので、あとは私ががんばる番です。ヤー!

2014年3月11日火曜日

3年に寄せて

3年前の今日は、工房で仕事をしていて、
地震に気が付いていなかったと思います。





その後、ネットで三陸沖が大変なことになっている、
という情報が出だしたあとも、いまいちぴんと来なかったことを
覚えています。





14歳で阪神大震災を経験して、
多感なころに自分の力ではどうしようもない天災を
経験したことは、良くも悪くも今の私の価値観に大きな影響を
残しました。





だからなのかどうなのか、
東日本大震災のことは、当時、考えることすら出来ませんでした。





考えようとしても、一つの事柄に対して良いのか悪いのか、
いろんな声が聞こえてきても、自分はそれに対してどう思うのか、
考えることもできず、それが考える必要のあることなのかの取捨選択すら出来ませんでした。
考え方によって答えが変わる、大きな、大きすぎる物事に、向き合うことが
とてもできませんでした。
取捨選択ができないものですから、それに関することほとんど全てに、
耳を閉じました。





震災当時も、2年前も、1年前も、こんな風に震災に触れて書くことも
出来ませんでした。






今も、がんばろう東北、なんていう人には、誤解を恐れずに言うと、
共感はできません。





こういうことは簡単に間違いなく伝わるようになんて説明出来ないし、
そもそも、自分の思うことを過不足なく相手に伝えたい、というのも
半ば夢物語だということを私は知っています。




いろんなことをいろんな人が言うけれど、
借りてきた意見でなく、
せめて無い知恵しぼって、自分の頭で考えようと思います。
書きながら、胸のあたりがしくしく痛むようですが、
自分で考えて、自分なりにできることをして、
自分なりの付き合い方で、この災害の残したものと付き合い続けて
いきたいです。








小沢健二が子供の生まれた際に発表した文章についていた写真です。
わたしはこの写真に、すごく可能性を感じました。