2016年8月12日金曜日

ポーチ制作のお話し


先日、ズボンの丈直しをしたハギレを活かして
なにかできないか、というご相談をお受けしました。



ご相談の結果、詳しいことはお任せします、
ということでお仕事承りました。



お預かりしたハギレは、これ。





お話しによると、沖縄の紅型で作られているズボンで、
片方は裾、反対側は腰に柄のメインがあるデザインだったそうです。
持ち主の方は背が低い方らしく、
ご自分のサイズに裾を直すと、
裾の柄がほとんどなくなってしまう。。。と、
丈直し自体をどうしたもんかと長い間悩んでおられたそうです。




しかし、直さないことには着られないし、柄がなくなるのも致し方ない、
と丈直しにだしたところ、案の定裾をズバッと裁って、
直しが上がってきたそうです。




でも、気に入って買ったズボンの、しかもいちばんメインの柄のハギレを、
そのままポイッと処分することはできない。。。
とまたまた悩まれて、ハギレは大事に保管されることに。




というのが、このハギレのあらましです。




で、悩んでおられるのはズボンの持ち主の方で、
それを見て、なにか活用できないか、と弊店に持ち込まれたのは、
その方のご主人なのでした。
そして、そのように加工を依頼した、というのは、奥様には
内緒なのでした。




内緒でハギレを加工して、妻を喜ばせちゃおう、というご主人。
なんと。
そんな話を聞いて、きわ調整店が張り切らないはずがありません。




と、ここまで書いて、横でチビ子が構ってくれと怒りだしたので、
一旦筆をおきます。



そして、ここまでで既に結構長いので、アップします。




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