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2017年5月16日火曜日

熨斗目のお手入れ


長引いた風邪もすっかり良くなり、
あとはお産に備えるのみ、
のかずこです。




第一子は女の子でしたが、
今回はほぼ男の子で間違いないだろう、
という先生のお見立てです。
というか、検診時のエコーを一緒に覗いていると、
素人の私ですら、あ、男の子ですね、
とわかりました。




素人が横目で見て判るってすごい精度ですね。
喜美子さんが私や弟を生んだ時の話など聞いていると、
この約40年での進化というのはすごいものが
あるんだな、としみじみいたします。




で、男の子だったら前回お手入れした私の祝い着では
いけないな、ということで来るべきお宮参りに備えて
私の弟の熨斗目をお手入れいたしました。
(有るものを有効活用)
(前回の祝い着お手入れの話はコチラ




この熨斗目は、私の祝い着に比べたら
ずいぶん状態が良かったので、
柄足しせずに、シミ抜きのみでお手入れしました。



全体像





前袖ビフォー



アフター





後袖ビフォー
実家の紋、剣片喰が入っています。






後袖アフター
紋を下り藤にしました。
貼り紋です。






もう少し現物は全体にシミがあったんですが、
きれいになりました。




出産に関しては、あとはもう生むだけ、
のところまで来ました。
がんばるぞ。えいえいおー!









2016年4月12日火曜日

真っ白のガウチョパンツにコーヒーのシミ(涙)


少し前の話になるんですが、年明け、
真っ白のガウチョを買ってもらったんです。
私、前々からこんな感じのものが一つ欲しくて、
わーいわーい、てなもんだったんです。




で、家族でお出かけということになり、
張り切って下したんですね。
喜んで出かけたんです。




そして、カフェで一息コーヒーを、
という段になって、やられたんですね。。。
コーヒーをぶちまけられるという洗礼を。。。受けました。。。




こんなの子育てあるあるだと思うんですが、
よりによって真っ白の服を下したその日に、
下した3時間後くらいに、
とは思ってなかったですね(遠い目)




気を付けて抱いていたつもりでしたが、
あ、と思った時にはもう遅かった。。。
店員のお姉さんが「大丈夫ですか?」と大変
心配してくださいまして。
申し訳ないことでした。




そんな写真がこちらです。

向かって左脇です。
え?見えにくい?




大写しはこちらです。

わーーーー、ひどいーーーーーー。
おまえのかあちゃんでべそーーー!
て、かあちゃんはわたしかー!わーん(涙)




このとき、シミ抜き屋でよかったと心の底から思いました。
今までこの仕事やっていてよかったランキングでは、
5位に入るくらい強く思いました。
だって下した(以下略)


そんなこんなでシミ抜きした写真がこちらです。


けっこう時間かかりました。
が、幸い、生地的には難しいものでなかったので、
きれいに直りました。



コーヒーや紅茶、ワインなんかは生地が染まったように
なるので、洗うだけでは完全に色が落ちないんですね。。



そんなわけで、洋服のシミ抜きもやっております。
お困りごとありましたら、お気軽にお問合せください。
(という話が書けたので、この件も報われたというものです。)




2015年11月26日木曜日

ひい!



気になりつつ、怖い怖いと思って目を背けていたのです。
しかし、このままではいかん!と本日、勇気を出して確認してみたら…




あなや!
10月一回も更新していない!
11月も更新せぬままもうすぐ終わりそう!




なんということでしょう。
35歳の目標に、ブログのマメなアップも追加しようかな…




という訳で、リハビリがてら今書いています。




さて、10月11月はおかげさまで忙しくしておりました。
その中の加工をご紹介いたします。




本畳みにして置いておいたら、畳んだ形で山がヤケてしまったという案件です。




ビフォー


右後ろ身ががっつり筋ヤケしています。お尻の辺りにバッチリ出ますので、このままでは着られません。





アフター


寝かして写真を撮っていますが、着て縦になると、おそらくヤケている状態を知らない方だったら分からないんじゃないかな、というくらいまでは
直せました。





今回は畳んだ時の山のヤケでしたが、ハンガーにかけっぱなしだったらその形にくっきりヤケたりします。





ヤケ易さは染料や光の条件なんかで変わりますが、ヤケ易いものだと、ほんの二三日で着られないくらいヤケたりもするので、注意が必要です。




ブログに載せていいよ!と言ってくださったみなさま、ながなが更新できずにすいませんでした。これからはがんばります。なるべく。


2015年5月20日水曜日

祝着のシミ抜きと柄足し



もうすぐ出産を迎えるわけですが、
そんな私にも赤子の時代、子供の時代がありました。(当たり前)
そしてその時代に、お宮参りや七五三などの行事を
一通りしてもらっていたことを、
写真を見て振り返ったりしております。




今回、お腹の子がおそらく女の子だろう、とわかった時点で、
私のお宮参りの祝着にも、ついに長の眠りから目覚める時が
訪れました。




そして私の目の前に現れたのは。。。。
バーーーーン!!!
シミだらけの祝着!!!!
お見事!!というくらいの変色ぶりでした。




喜美子さんとしては、他の着物はきれいのに、
なんでこれだけ!!?
ということらしいです。
原因については色々考えられますが、
ココではまあ、それはひとまず置いておくとして。




喜美子さんも、ほんとにきれいになるのか、
と半信半疑だったことと思いますが、
なんとかこれを使って、母娘二代で同じきものの写真を撮りたい、
とわたくしがんばりました。




それでは、ビフォーアフターをご覧ください。




ビフォー①左前袖
シミの程度としては、ここが一番きつかったです。
カメラでは写り切っていないので、
感覚的にはコレの2倍くらいの変色ぶりと
思っていただければ。
白場の変色もですが、
柄の中もばっちりシミがでています。





アフター①
生地の強度がそこそこあったので、
柄足しは最小限にして、
白場はシミ抜き、
柄中は金と胡粉直し併用で直しました。






ビフォー②左後袖
白場のシミは、ここが2番目にきつかったです。




アフター②
かなりすっきり直せたと思います。






ビフォー③背中の柄中
胡粉の部分(ボタンの中の白部分)は胡粉で直します。
お化粧をし直すようなやり方です。







アフター③
胡粉部分がきれいになると、
かなりスッキリいたしますね!






ビフォー④背中裾
柄中も容赦なく変色です。
水色部分は色胡粉で、
その他は金加工でお直ししました。








アフター④
裾の朱色部分にもきつく変色が出ていたので、
これは柄足しをして隠しました。






ビフォー⑤後ろ身全体
このような柄行でした。





アフター⑤
裾の朱色部分に柄足しをしましたので、
加工後はこのようになっています。
























というわけで、着用出来るくらいにお直しできたと
思います。


今回は、生地的にも染料的にもシミ抜きが出来る状態でしたので、
このような直し方をしましたが、
たとえシミ抜きできない種類の着物でも、
お直しの方法はありますので、
どうかな?と悩まれる前にご相談いただければ、
と思います!




2015年2月5日木曜日

おひなさま

節分が終わったら次はおひなさまです!
と、珍しく季節を先取る投稿が出来そうで、
1人悦に入るきわ調整店のかずこです。ふふふ…。




突然ですが、こちら、私の雛飾りです。





こじんまりしていますが、やっぱり飾ると華やかでいいなあ、と思っております。





が、今年発見された残念なことが、こちらです。






ノウ!おデコにシミが!
これはなかなか目立ちます。
何より、他の人形はきれいな顔をしているので、1人だけかわいそう…。




と、言う訳で、しみ抜きしました。




シミは落ちましたが、ハゲが出来ました。
ハゲた部分は、色を補正します。








という具合です。
最初よりはいいかな、という位にはなったと思います。









本当は人形やさんに顔を全部塗り直して貰ったらいいのかもしれませんが、
私の人形なので、自分でやりたかったのです。




これからもお世話になります。
仕丁さん。


2014年5月1日木曜日

ネクタイ手術


ネクタイのシミ抜きとオペをいたしました。



まず、こちらが処置前の状態です。













































ネクタイは、体の正面にあって、しかもゆらゆら揺れるので、
どうしても食事の時などに汚れやすそうです。
それに机などにもよく当たるので、気が付いた時には全体が薄汚れてしまっている、
ということにもなりがちらしいですね。
(私はネクタイを常用していないので、あくまで聞いた話ですが。)


好きなものほどよく使い、よく汚れる、というのも切ない話です。
(これは私も常々体験してます。)




このネクタイさんは、薄い綺麗な色だったのが、全体的に汚れも変色もシミ
もきつかったので、きれいにするためには一度全部解いた方がいいな、と
判断しました。



メス!



ではなく、糸切ばさみ!




こうして広げてみると、前面と裏面で、汚れやヤケのために色が違ってしまって
いることがわかります。



その後、あれやこれやお直ししまして、
開いたところもきちんと綴じて、



出来上がりがこちらです。



写真ではわかりにくいかもしれませんが、
ずいぶんすっきりいたしました。



これでまたたくさん使っていただけるとうれしいです。









2014年4月8日火曜日

綿麻シャツ、シミ抜き



今日は二回更新しますー。
しかも両方事例です。





ビフォー
なんのシミでしょうか?
お醤油かな?
白に茶色なので目立ちます。







アフター





また爽やかな季節にピッタリな、
ステキなシャツに戻りました。



難直し



巷に溢れているお直し事例ですが、
わたしも例に漏れずときどきはご紹介
していこうと思います。




本日の患者さんはコチラ。
赤紫の振袖です。
写真では振袖かどうか全くわかりませんね。。すいません。
下前のおくみですー。




ビフォー





アフター




コチラ、シミになっていた所を擦られたそうで。。
絹は摩擦に弱いので、慌てず騒がず専門店にご相談していただいたほうが、お安く、直りもキレイです。





一番避けていただきたいのは濡れたおしぼりでゴシゴシ、です。
汚れたらとっさにそうされてしまうのはよーくお気持ちわかりますが、ご自分で応急手当をされる場合は、乾いたハンカチなどでそっと押さえる、というやり方がオススメです!